コンクール関西大会を終えて

 

 同声の部でここ2年続いて銅賞だった上、自由曲が全くかぶるはづきさんがすぐ次に出場されると聞いた時点で力なく笑うしかなかった私。が、思いがけなく銀賞のコールを頂き、歓喜の声が溢れ出ました。(今年は同声の部は男声2団体が全国進出というレベルの高さでした)

 

圧倒的な声を持つ若い団が増えるなか(初出場から17年も経つのですから…)男声と同じ土俵でしかも指揮者無しで臨むことを無謀だと言う人が多いでしょう。でも私達は音楽監督雨森先生に最初から「指揮者無しで、平林先生の弾き振りで主体的に音楽を創れる団に」との目標を頂き、いつも目を開かされるご指導を受けてきているのですから、弱気になった時には、嘆かずにこのことを改めて胸に刻まねばならなかったと反省しています。

 

今日、過去の苦しい時代のノートを読み返して先生方から頂いた言葉を再確認しました。「1人1人が楽譜を見て色んな思いや疑問を持ち、それに対する答えを自分なりに見つけて歌ってきて毎回の練習に臨み、皆とアンサンブルする中で音楽を探していってください」「きちんとこじんまりとまとまるのではなく」「まだまだ伸びしろはある。若い人にはできない豊かな音楽を。そのためには技術を磨く努力を」

 

永遠に歌えという団の名前にふさわしい活動をこれからもして参りましょう!

 

応援してくださった皆様、心より感謝申しあげます。有難うございました。  

 

 ソプラノ KY