第56回高槻市民音楽祭

 

 今日は第56回高槻市民音楽祭に出演してきました。この音楽祭は高槻市内で活動しているアマチュア合唱団の日頃の成果を披露する場として、毎年とても賑わっています。今年は57団体の演奏があり、カンティ・サクレは、47番目でした。

 

 曲目は、私たちが野村靖子先生に委嘱した「ひみつとひかり」より、『有明の月』を歌いました。今年7月の私たちのコンサートで歌った時よりも、またさらにこの曲への想いが深まったように感じます。

 

 ♪月を仰ぎ佇む・・・。

静寂、美しい月、そしてもう現世で会うことのできない人を偲ぶ切ない気持ち、歌っていると、忘れることのできない懐かしい人が思い出されます。

 

 有明の月を含む「ひみつとひかり」は、パナムジカ出版より楽譜が発売されました。ステージでもご紹介させていただきましたが、野村先生の娘さんである、作詞の林弥由さんの表紙イラストも素晴らしいです。

 

 いろんな年代の女声合唱団で、ぜひレパートリーに加えていただき、来年のこの音楽祭でも歌ってくださる団があることを願っています。

 

      メゾソプラノ  J.Y